緊急時対応
施術を受ける方の様子を観察する訓練や簡単な措置は研修で行いますが、重篤な場合の対応についての訓練は専門家による講習を定期的に受けてください。
稀ではありますが、来所時に発症のタイミングが重なることもあり得ます。
的確な対応ができるよう、備えておいてください。
応急手当て
各自治体の消防局が救命講習を随時開催しています。
講習開催情報は各自治体の広報ページを調べたり、問い合わせをしてご確認ください。
救命講習は1年以上間隔をあけずに定期的に受けてください。
下記は参考資料です。
てんかん発作時の対応
問診時、既往症の中にてんかん発作がないか確認しましょう。
てんかん発作時は本人の記憶はないことが多いので、意識の混濁などが普段起きていないか確認しておきましょう。
その他異常がみられた時
呼びかけに応じない、眼球の動きに異常がみられる、非常に強い頭痛を訴える、呼吸困難、胸を押さえつけ座り込むなどの症状が現れた場合は、安易に自己判断せず、119番につなぎスピーカーにして、専門家の支持を仰ぎながら対応してください。