ストレスをシンプル化で手放す

自己防衛本能の恩恵と弊害

人間には自己防衛本能があるのは自然なことで、自分を守ろうと様々な反応が起こり得ます。
その反応が自分の身を守ることもありますが、必要以上のストレスをかかえこんだり、自分を守ろうとするあまり意識が他人に向き過ぎて疲れたりすることもあります。
典型的なストレスの原因のひとつが、対人関係ですが、それは他人に軸が移りすぎていることもひとつの要因です。

現象の原因を探ることよりも、その自分の状態をどう観るかということをセッションではお伝えすることが多いのですが…
他人に意識が向き過ぎることによって起きる弊害について知っておくことも役に立つと思い、記事にしました。

他人が気になり過ぎる場合

他人が気になり過ぎるとき…そのまま今の自分のただの反応だとして観ればよいのですが、その他人軸の反応をどうにかしようと動くときは自分を生かし切ることができないかもしれません。
それが原動力になることもありますが、反応の解消を勢いに任せてするよりは、そんな自分を観つつも、エネルギーだけは生かして、ロジカルで自分軸な視点で生産的な方向へ行動のベクトルを向けたほうが、自分自身のためであるように思います。
一時的に重さを感じるかもしれませんが、しっかりと自分に意識を持った状態で、その重い一歩を進んだ方が自分の力になると感じています。

筆者は半世紀の間に、他人に軸が移りつづけることでトラブルに巻き込まれる体験をしたり、他者のそういった場面に立ち会うことも多かったですし…
「人に嫌われたくない」「人と比較する」「人の評価を気にする」「共感してもらいたい」「負けたくない」という他人に意識が刺さった思考や感情が、その人の可能性を奪う場面を数知れず見てきました。

まずは、そうした感情に目を背けず観ることは大切ですが、それを審判する必要はないと思います。今の自分の自然な反応として観察するだけでよいと思います。
第一段階のその反応をちゃんと観ずに、正当性を探り出したり、上塗りでごまかす技が身につきがちですが、あとあとしわ寄せがでることもあります。
自分を生かしきれないばかりか、自分を見失っていく可能性があります。

それぞれが、それぞれのベクトルで広がっていく

他人に意識が突き刺さったままで行動していくとき、いつもベースに他人がありますから、その状態は盲点が非常に多い状態ですし、思考は固まります。
その自覚もないまま行動していくと、その人本来の直感力や判断力や創造力が発揮できないのではと思います。
ひとりひとりが自分を発揮して、ひとりひとりのベクトルで広がっていくならば、世界が同時にひろがっていき、お互いの視野も広がっていくのではないでしょうか。

仲間内でライバル心を持つのは、活力になるという考えもあると思いますが、盲点をかかえたまま、固まったまま、世界が広がっていくとは思えません。
狭い世界で他人を基準にしつつ活動するよりは、皆が刺激はしあっても、枠を超えてひとりひとりの可能性を広げていくことが自分のためでもあるし、そうした広がりは共有できる進化です。

この記事は思い描く理想に過ぎないかも知れませんが、他人軸の弊害については取り返しのつかない手痛い体験もしての記事ですので、よろしければ参考にしてください。

Oceans Thermo Therapy 海洋温熱のセッションでお伝えするシンプル化のひとつに、他人へ移っている意識を認識するというプロセスがあります。

関連記事

  1. セラピストは生き方から

  2. 言葉と手 全体と微細さ

  3. 冷えと思考グセをリセット!

  4. 心身の健康

  5. 海水の力を生かす

  6. 冷えは思考のクセからも起こる

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。